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スキルを身につけることで人生が変わるかもしれない。

行政書士スキルアップ

スキルを身につけることで人生が大きく変わるかもしれない。という話をしてみる。

「勉強」と言われてどんなイメージが浮かぶだろう。
勉強の苦手な人が思い出すのは、学校の勉強のような、いわゆる学問。
次に浮かぶのは「資格の勉強」ではないだろうか。

今回は、そのどちらでもない「スキル」について書いてみる。

勉強とは学問・資格だけにあらず

勉強という言葉を聞いただけで嫌になってしまう人も少なくないと思うが、勉強といっても、「何かができるように知識を学ぶ」ということであって、必ずしも学問や資格の試験である必要はない。大人になってからの勉強は、どのようなスキルが必要とされているかを調査して、そのスキルを身につけることが大切だ。

スキル(skill) とは通常、教養や訓練を通して獲得した能力のことである。日本語では技能と呼ばれることもある。生まれ持った才能に技術をプラスして磨きあげたもの、たとえば、音楽家の作曲能力なども含む。(Wikipediaより)

具体的な事例

ここで例をあげてみる。
たとえばうちの会社は、行政書士という職種で、「営業許可申請を代行する」というスキルをもっている。
作業内容が特殊であるため、外注という形で仕事がいただけている。スキルを売ってお金をいただいているということだ。

そんなうちの会社も、自社のWebサイトやシステムの構築は、外部のIT企業やプログラマーさんに依頼する。つまり、自社に無いスキルを買っているのだ。

学生時代にもっと勉強しておけばよかったと嘆いても今更どうしようもないし、「歳をとっているから、今更もう意味がない。」なんてことは絶対ない。今からでも十分間に合う。

大人になってから学生時代の勉強が仕事に直結することは少ない。社会では「具体的に何ができるのか」ということが問われる。

資格を取っても結局はスキルが必要

自分の職業である「行政書士」という資格は、試験に合格して行政書士会に登録することによって、行政書士としての独占業務(許可申請の代行など)を行うことができる。
ただし、行政書士試験の内容そのものには業務に必要な知識があまり含まれておらず、あくまでも法律についての基本知識がほとんどだ。多くの人は、行政書士試験に合格してから実務や経営について勉強していくことになる。

むしろ、行政書士として登録してからが本番で、本当に他者に必要とされるための勉強の毎日がはじまる。
お客さんの代わりに調べ、勉強することが行政書士の仕事だといえるかもしれない。

スキル習得のメリット~就職・転職~

この記事を書いている令和2年8月現在、新型コロナウィススの猛威により、失業率が少しずつ上昇してきている。

失業という言葉に、若い人はあまりピンと来ないかもしれないが、仕事を失うということは、とても苦しくて大変なことだ。自分が社会に出たころ、バブル崩壊後のいわゆる就職氷河期という時代だった。
仕事を探すのが大変で、大卒でも就職できずに、まともなアルバイトすら見つからない時代だった。

この不景気や失業者の増加がどれくらい続くかわからないが、経営者の方々と話している雰囲気では、まだしばらく続きそうな感じだ。
個人的には、今後数年間は、中高年者の失業が増加し、若い人であっても思うように就職できないケースが増えていくだろうと考えている。

問題は仕事を失うことだけではない。求人市場が一気に買い手有利に傾くことで、ブラック企業やパワハラなど、労働や精神を搾取する企業も出てくる。おまえの代わりはいくらでも見つかる、と。いうまでもないが、そんな職場はすぐに辞めたほうがいい。ただ、そうなると転職先を探さなくてはならない。

勉強で売りを作ろう

就職や転職をするために求人に応募するとき、何が役に立つかといえば、「スキル」だ。
「このひとは何ができるのか」それがあなたの売りになる。
今回は、この「売り」の部分を常に磨いていこうじゃないかという提案だ。

当然、学歴や職歴も見るだろうけど、そこはもう諦めよう。
すぐには補いようがないし、学歴や職歴を偽って就職してもろくなことがない。

たとえば、学歴や職歴が絶望的な人でも、「PR動画やイラストを作成することが得意です」と貼ってあったQRコードのリンク先に貼ってあった作品が秀逸であればどうあろうか?
採用される可能性がいくらか上がるかもしれない。
そのスキルとはまったく関係ない求人内容であっても、あなたの向上心と発信力に心を動かされる経営者も少なくないだろう。

必要なスキルの見極めも大切

知識や技術を身につけることは、プラスしかない。
ただし、好きなことじゃなければ続かないし、疲れてしまう。
とはいえ、まったく趣味に走ってしまうとそれはやっぱり趣味になってしまう。たとえば、自分は一般の人より多少は上手にドラムを叩けるが、このスキルをいかにアピールしたところで、採用してくれる企業は皆無といってもいいだろう。なので、世間の時流を読みつつ、「働くためのスキル」、かつ好きになれそうな技術を探してみよう。

すぐに始めることができる

プログラムだって、動画編集だって、英語だって、お金をかけなくても1から学べる。You Tubeでたくさんの人が無料で配信してくれている。しかも、第三者による評価もついていてどの動画が有益であるかもわかりやすい。

書籍だって、ネットで注文すれば、次の日にはほとんど届く。無料アプリだってたくさんある。なんと恵まれた時代だろう。やる気さえあれば何でも学べる。

あなたがその気になれば、今日からでも始めることができる。

視野も広がる

何かを習得することによって、新たな可能性に気付くこともある。視野が広がっていく。
情報を調べれば調べるほど、情報収集と真偽を判断する能力があがっていく。関係ないと思っていた技術と別の行為が結びついて、効率があがっていく。

身につけたスキルを売ってみる

昔と比べて、スキルを売るための環境も揃ってきている。
自分も、Twitterやブログで使っているアイコンはココナラで作ってもらったし、お客さんでもランサーズやタイムチケットを利用したという話もよく耳にする。
先日は、お客さんが某SNSで知り合ったグラフィックデザイナーに業務を発注するということで、業務委託契約書を作成させてもらった。
メールや電話のやり取りだけでも仕事が成立する時代になっている。
少し自信がついたら、副業くらいからはじめてみてもいいんじゃないかと思う。

身につけた知識や技術は自分を裏切らない。
勉強することで人生が前に進む。まだまだ人生は終わらない。

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