あなたは、「信念」について考えたことがあるだろうか。
経営者、会社員、学生、フリーランス、教育者、事業主、父母…。
どんな立場の人であろうと信念を持つことは大切なことだと思う。
信念の定義
しん‐ねん【信念】 の解説
1 正しいと信じる自分の考え。「信念を貫き通す」「固い信念」
2 宗教を信じる気持ち。信仰心。引用:goo辞典
辞典にはこのように書かれている。今回の意味での「信念」は、前者の『正しいと信じる自分の考え。「信念を貫き通す」「固い信念」』のを指す。
あなたは、信念を持ち、その信念に基づいて行動できているだろうか。
信念を持つということは自分の心と向き合うこと、自らの気持ちや曲げることができないこと、「こうありたい」という強烈なイメージを言語化したものが信念であると思う。
別の方向から考えると、柔軟性がないだとか、頑固だという言い方もあるかもしれないが、尊敬する経営者の方々は、強い信念をもった人が多いように感じる。
彼らは強い信念を持ち、貫き通すことによって成功を成し遂げている。
自分は立派な経営者ではないので、参考にはならないと思うが、自分の信念をいくつかあげてみよう。
信頼には信頼で応える
絶対に嘘をつかない
受けた恩は倍以上にして返す
相手によってお辞儀の角度を変えない
金や権力に屈しない
反骨心を燃料にして生きてきた人間なので、ネガティブな部分もあってお恥ずかしいが、「嘘はつかない」という信念もあるので、ここでも嘘は書けない。信念のとらえかたと向き合い方はそれぞれ違うだろうけど、自分は、かなり信念に沿った生き方をしていると思う。
信念を貫くとどうなる?
信念を貫いて動くようになれば、信念を通して高いレベルで理解し合える仲間がきっとできるし、逆に「信念と反する人間=付き合ってにろくなことがない人間」がわかるようになる。
信念に反する仕事を断れるようになるし、何を優先するべきかみえてくる。
軸がブレない人間になれば、ダブルスタンダードにならず、主張、言葉が一貫するビシっとした人間になれる。
自分が立っている地面と両足を見つめなおすことによって、自分の中に強烈な線が一本通るのだ。
ただし一方では、考えを変えない「頑固者」となったり、昔の知識レベルを周囲に共用する老害にもなりかねないので、信念自体が時代遅れにならないように、気をつけなければならない。
これはどちらかというとビジネスマナーの話に近いかもしれないが、例えば、一昔前では、「大事な話は必ず電話で」「いきなり携帯に書けたら失礼なので、まずは会社の固定電話に」などのルールもあったが、今ではこのようなルールもだんだんなくなってきている。
逆に信念がないと?
信念がなければ、目先の仕事やお金に流されてしまったり、中途半端にものごとはじめてお金と時間をムダにしてしまうだとか、「この仕事だけじゃ心配だから」と兼業したり、別の事業に手を出したり、新しいビジネス書を読む度に著書に共感して、社員に意気揚々と説明したりする。この前言ってた内容と矛盾してるのに。
別に本人は、それでもいいだろうが、あなたの妻や部下は、目先の仕事に行きあたりばったりで流されたり、本を読む度にいうことが変わる夫や上司をみて、心から尊敬できるだろうか。
信念は変化するもの
ただし、いくら「信念を貫く」と言ったって、状況や年齢、家族構成や会社での立場によって、信念は変わってもいい。というか、変わるはずである。
自分も、創業当初の10年前と今を比べたら、若干違う部分も出てきているし、これがまた10年後になれば、さらに変わってくるだろう。
むしろ、常に考え続けて、現状に合わせてアップデートしていくべきものであると考えている。考えて考えて考え抜いて、老人になったころにはどんな素晴らしい信念になっているか、それを子供に聞かせるのが今から楽しみだ。
最後に「あなたの信念は?」
信念なんて深く考えたことがなかったという人は、この機会に是非、自分の心と向き合ってみてほしい。
ただし、「信念はもたない」というのもまた信念。それもロックかもしれない。
「あなたの信念は?」
あたなはこの問に答えることができるだろうか。